知識労働者

知識労働者とは新種の資本家である。

なぜならば、知識こそが知識社会と知識経済における主たる生産手段、

すなわち資本だからである。今日では主たる生産手段の所有者は

知識労働者である。

知識は専門化してはじめて有効である。とうことは知識労働者は

組織と関わりをもたざるをえないことを意味している。

組織とは、多分野の知識労働者を糾合し、彼らの専門知識を

共通の目標に向けて動因するための人の集合体である。

知識社会とは非階層の社会であって、上司と部下の社会ではない。